戦略対話

日米印戦略対話
by on 2012/7/25
日米両国にとって、民主主義、開かれた社会、人権、法の支配という価値を共有するインドは新たなパートナーである。日米印は、地域の安定、海上交通の安全、テロ対策、核軍縮・不拡散、経済協力、国連安保理改革、気候変動、エネルギー安全保障においても共通の利益を有する。日米印という枠組みはまた、力を増大させる中国とのバランスを取り、その平和的台頭を実現するために不可欠なものである。2011年12月には政府間の日米印戦略対話が初めて開催されたが、日米両国は大局的観点からインドとの3カ国協力を進める時期に来ている。
このような問題意識から、岡崎研究所は米国ヴァンダービルト大学日米研究協力センター(Center for US-Japan Studies and Cooperation, Vanderbilt University)及びインド統合軍研究所(United Services Institute of India)と日米印戦略対話を実施している。これまで2010年12月に東京で、2011年11月にニューデリーで会合を重ね、地域安全保障協力、グローバル・コモンズ(海・空・宇宙・サイバー空間)の保護に焦点を当てて議論してきた。
以下は、日米印戦略対話参加者によるワーキングペーパーである。今後、2012年にアメリカで、2013年に日本においてさらに議論を深め、最終報告書を作成する予定である。
なお、本事業は国際交流基金日米センター及びサントリー文化財団の助成を受けている。
Hideki Asari, “Existing Political and Economic Frameworks in the Asia Pacific”
James Auer, “Crisis, Conflict and Confrontation in the South China Sea: Impact of Recent Events on Regional Cooperation and Future Strategy”
PC Katoch, “Regional Security Post Withdrawal of NATO and US Troops from Afghanistan”
Tetsuo Kotani, “Geopolitical Change in Asia and Legal Warfare at Sea”
Masahiro Kunimi, “Possible Trilateral Cooperation in HA/DR: Lessons learned from the Great East Japan Earthquake”
Takayoshi Ogawa, “Japan – India – US future space security cooperation”
Andrew Winner, “Building an Enduring Security Architecture for the Asia Pacific Region”
 

日印米三国戦略対話提言

日印米三国戦略対話参加者